2018年から5年間、毎月欠かさず60回目!

定例アクション 

このオレンジ色の旗のもとで 伊方廃炉を訴える

 毎月1回、伊予鉄道松山市駅前の歩道で行っている「伊方原発いらん! 市駅前アクション」が、この11月1日水曜日で記念すべき60回目となりました。12人の参加で、チラシを配りながらリレートーク、横断幕やプラカードを持ってのスタンディングで伊方廃炉を訴えました。

原発が止まるまで、私たちは止まらない!

始まりは
2018年10月に定例宣伝日を設けてはどうかとの提案があり、11月から市駅前周辺での定例アクションを始めることに決定しました。折しも、高松高裁では伊方原発3号機運転差止仮処分の抗告審が行われていました。その審尋過程を見れば、原告側の勝訴間違いなしと思われたにもかかわらず高松高裁は棄却決定をだしました(11月15日)。原告側弁護団は「本決定は,行政機関の判断に追随する判示を繰り返し,司法として原発の安全性を独自に判断する責務を放棄した」と断罪した不当決定でした。この不当決定を受けて、定例アクションへの想いはいっそう強いものになり今に至っています。

 

 福島原発事故の記憶が風化している現状のなかで
  5年間、市駅前アクションを続けていますが、愛媛新聞が毎年3月に行っている県民世論調査で、今年初めて伊方原発稼働の賛否が逆転しました(安全性に不安を持つ人は73%であるのに、伊方原発稼働肯定が58%に)。実際、チラシを受け取る人が福島事故直後に比べて少なくなっています。でも、一人でも多くの人にチラシを受け取ってもらえるように、そして私たちの訴えに耳を傾けてもらえるように、工夫を凝らして元気に楽しく定例アクションを続けていきます。福島をくり返さないために、子どもたちに負の遺産を残さないために!