県知事への申入れ 「隠ぺい体質の四電に再稼働を許さないで」「避難が困難な伊方原発は廃炉に」と

県知事への申入れ書を 田中原子力安全対策推進監に手渡す須藤事務局長

9月13日(月)、中村時広県知事宛に「『隠ぺい』体質と避難困難を直視し、伊方原発の廃炉を求める申入れ」を行いました。

須藤昭男事務局長、松浦秀人・和田宰・越智勇二の3名の事務局次長など7名が参加し、田中裕文・原子力安全対策推進監が対応し、報道機関の取材もありました。

推進監に県民の脱原発への思いをシッカリと知事に伝えてと

冒頭、須藤事務局長が申入れ書を手渡した後に、参加者はそれぞれ、「原発事故時には放射能の出る前に避難完了すべきなのに、(今回の保安規定違反のように)報告が遅れるなんてあり得ない。スケジュールありきではダメだ。とりあえず再稼働を止めるべき」、「県民の命と財産を守ることを第一に考えてほしい」、「四電は横領事件で懲戒処分を行った昨年5月に保安規定違反に気づかなかったはずがない。即座に公表をしなかった事実からして、原発を扱う企業としての適格性を欠いていて全く信用ができない」、「2015年の知事発言にある、『原発内で起きたささいなことも全て県に報告し、県が公表する』という愛媛方式の報告連絡態勢を考えると、今回は知事の発言内容を四電が反故にしたと言えるのではないか。厳しく問うてほしい」と訴え、田中推進監も知事にしっかりと伝えたいと応じました。

210913愛媛県への申入れ