報告:県と四電への申入れ顛末記

広島高裁(9月25日)、大分地裁(28日)の不当決定が出る前の9月21日に、伊方原発をとめる会では、中村時広県知事と四国電力佐伯勇人社長宛に「伊方3号炉を停止したまま廃炉に向かわせるよう求める申し入れ」を行いました。

180921愛媛県知事への申し入れ(最終稿)

180921四国電力への申し入れ(最終稿)

以下は、申入れを行ったMさんの感想です。四電の対応には驚くばかりですが、Mさんの言う通り「原発がなくなるまで、何度でも繰り返すしかない」ですね!

(Mさんの感想)

9月21日、伊方原発をとめる会は、中村時広愛媛県知事と佐伯勇人四国電力社長に、伊方原発を動かすな、という申し入れを行なった。文面は和田事務局次長(当時)がとりまとめ、私が読むことになった。

県への申し入れ後、県庁から四電原子力本部(松山市)に自転車で行ったら、ガードマンから敷地内に止めるなと言われた。敷地はガラ空きだった。原子力本部の真向かいに四国電力愛媛支店があったので、そちらに止めると言ったら、ダメだ、そばのデパート高島屋の駐輪場へ止めろと言われた。時間もないので、言うとおりに高島屋駐輪場に止めた。

申入れ書を読みあげた後、四電広報・原子力本部の社員と質問・要望などについて話した。同行のKさんが「災害がひんぱんに起きているし、南海トラフ地震も近いと、さまざまなところで言われている今、原発は動かさないでほしい」と言ったら、四電側は「再生エネルギーの発電量は不安定、またLNG(液化天然ガス)は国際情勢次第でいつ来なくなるかわからない。電力の安定供給という会社の責任は原子力も加えないと果たせない。理想はわかるが、10年かそこらで脱原発は無理」と、相も変わらない返答。こういう問答にはうんざりだ。

私は、「しかし、ヨーロッパは、ここと事情はちがうけれど、脱原発を実現しつつある。困難はいつもどこにもあるが、時間がかかっても乗り越えなくてはならない。使用済み核燃料のことなどあり、原発をやめるのは我々の世代の責務だ。いま現実的にどうこういうばかりでなく、10年でなくともいい、とりあえず将来のビジョンを示してほしい」と申し入れた。

実りのない応対だったが、原発がなくなるまで、何度でも繰り返すしかないと私は思った。

シェアする

フォローする