3・11集会宣言 四電と県に提出

原子力本部玄関先で宣言書を手渡す須藤昭男事務局長ら

 3月12日、四国電力原子力本部に、伊方原発をとめる会の須藤事務局長など4名が申入れに出向きました。これは、前日に開催された3・11集会で採択された「伊方原発3号機の廃炉と再生エネルギーへの転換」を求める県民の声を伝えるためです。最初に、宣言書を読み上げ、その後に参加者一人ひとりがそれぞれの思いを述べて、原発からの撤退を求めました。これに対して応対したエネルギー広報グループリーダーから、「申入れは社長に伝える、みなさんの不安は理解できる、今後も安全性向上の努力をする」などの応答を得ました。なお、この日は玄関先での申入れでしたが、「これまでの応接室は狭い密閉状態のためこの場で」との四電の要請によるもので、コロナ禍の現況ではやむを得ないと判断したものです。

報道陣のカメラに囲まれて宣言書を読みあげる松浦秀人事務局次長

 同日、引き続いて須藤事務局長など4名は、愛媛県原子力安全対策課を訪問。大橋良照原子力安全推進監に宣言文を手渡した後に、これを読み上げて集会参加者の思いを伝えました。大橋推進監は「知事に伝える。四電に安全対策を強く求める」などの応答がありました。

 なお、この日の申入れは四電についてはテレビ愛媛が、県についてはNHKが、それぞれ音声付きのニュースとして報道しました。

宇和島、大洲、今治などでも3・11集会

3・11を忘れない、さようなら原発!
原発ゼロへの決意も固くスタンディング抗議

 前日の11日、松山市内での集会とデモ以外に宇和島、大洲、今治などでも宣伝活動や申入れ行動が行われました。上記の2枚は大洲での宣伝行動の写真です。