6月11日、前日の集会決議をもって愛媛県庁に行きました。前日の行動に参加した県内外・各地域の人たち約70名も参加しました。
この日のために、伊方原発をとめる会は、半月以上前から秘書課に出向き、書面などで「10時からの2時間、約50名程度」の時間と場所の確保、知事や副知事などの対応をと要請を重ねていました。この日は結局、山口原子力安全対策推進監の対応となり、20脚ほどの椅子を並べた小さな部屋での申し入れとなりました。
冷淡な対応に、驚きと憤りの混じった参加者の声が相次ぐもと、10時から申し入れを開始しました。まず「集会決議」を読み上げ手渡しました。各地からの参加者が要請等の文書を次々と手渡しました。住民の切実な思いを語り質問もしました。高知県四万十市周辺からは、中村知事宛てに3,621筆の住民署名を提出しました。1時間に満たないところで県側は予定の時間だとして終了を告げはじめ、不満の声を残しながらも終了しました。
あまりにも他県と異なる対応に、挨拶を兼ねて知事秘書課を訪れ、参加者の感想を伝えることにしました。各地からの参加者が一言ずつ、「〇〇から来ました」と挨拶し、県の対応への感想を語りました。多くの人が他県との違い、愛媛県の対応の冷たさを指摘し、「中村知事が時間をとってくれる日を示してください。それに合わせて参りますから」と訴える人も少なくありませんでした。 ここからダウンロードできます。6・10集会決議