伊方再稼働するな!4・23in松山に2800人

pic160423utagoeparade4月23日、伊方原発をとめる会が主催した「伊方原発再稼働を許さない4・23in松山」には、各地から2800人が参加しました。ご参加の皆様、ありがとうございました。
開会挨拶に立った草薙順一事務局長は、熊本地震のような地震動に直面した場合、伊方原発はクリフエッジ(破壊に至る限界)を超えてしまうと指摘し、住民を不安の奴隷にするなと述べました。

●「さよなら原発歌声パレードinおのみち」からは、21名のメンバーが参加し、開会前と開会直後に歌を披露しました。替え歌の歌詞は、機知にあふれ、音楽性にも富んだ選曲と歌唱力に、参加者のpic160423shasin3mai感動が広がりました。
●続く、神田香織さんによる講談は「チェルノブイリ・福島の叫び」という演目でした。チェルノブイリの話は、猛烈な放射線で被ばくした兵士たちの無残な症状の進行。衝撃的なまでの迫力の語りでした。「福島での叫び」は、被災家屋の下で生き伸びていた人を発見し助けると約束しながら、放射能からの退避を余儀なくされた南相馬の消防隊員の証言から始まりました。何日も何日も救援を待ち続け、餓死したと思われる遺体の様子などが語られました。子どもたちに広がる甲状腺ガン、それを認めようとしない政府の愚かさも厳しく告発しました。
●伊方原発をとめる弁護団からは、東翔(ひがし・しょう)弁護士が報告しました。世界最大規模の中央構造線を震源とする地震問題を最大の焦点にしてきたことを報告。九州の地震が中央構造線に沿って伊方にまで及ぶ危険性を指摘し、県の地震被害想定が最大震度7を想定している事実なども示しつつ、運転差止を勝ち取る決意を語りました。
●85歳になる元トンネル掘削作業員の大塚和義さんは、各地のトンネル工事に従事したが、佐田岬半島では岩石のもろさが顕著であったと報告。「奥へ進むほど崩落する」、「山が動いていた現場であった」と述べました。
●八幡浜の斉間淳子さんと遠藤あやさんが登壇し、伊方原発の再稼働に関する住民投票の実現をめざした八幡浜市民の会の取り組みを報告し、全国からの支援にお礼を述べました。

国会からは、2名の議員が来場して連帯あいさつを述べ、3名の議員からメッセージが寄せられました。
●「日本共産党」の藤野保史(ふじのやすふみ)衆議院議員は、九州の地震で震源が移動している脅威を語り、原発から撤退すべきとしました。屋内退避を軸にした国の計画では住民を守れないと語り、昨年、伊方原発を訪問した際、逃げようにも逃げられない佐田岬半島の実情を指摘しました。
●「社会民主党」の吉川元(よしかわはじめ)衆議院議員は、新たな原発の安全神話が作られようとしており、無責任体質のままであるとしました。佐田岬半島を通ってきて、地震で甚大な被害を被る道路やトンネルの状況を述べました。愛媛が被災するような災害では、大分県内も被災している可能性にも触れました。
●「生活の党と山本太郎となかまたち」の小沢一郎(おざわいちろう)衆議院議員からのメッセージは、東日本大震災の発生直後から、脱原発をすすめ、原発の再稼働は認めないと主張してきたことが紹介されました。伊方から近い距離にある九州の地震に関し、いつ大地震が起きるか分らないと指摘しました。
●菅直人(かんなおと)衆議院議員からのメッセージでは、環境委員会と原子力特別委員会で脱原発・再稼働阻止に全力挙げていることが報告されました。伊方原発は瀬戸内海に面しており、汚染水が海に流れ込むと瀬戸内海は死の海になりかねないと指摘し、伊方原発再稼働反対のため全力を挙げるとしました。
●阿部知子(あべともこ)衆議院議員からのメッセージは、川内原発の運転停止、伊方原発の再稼働はやめよと述べました。中央構造線、南海トラフ地震、阿蘇山噴火、それぞれ関連性の指摘があり、予防的にストップすべきと述べました。防災避難計画は机上の空論であり、今回の熊本地震で崩れていると指摘しました。

集会は宣言を採択し、午後2時半ころ大原英記共同代表が閉会挨拶を述べ、デモの説明を行いました。
参加者は、大街道を通る東コースと、四国電力の原子力本部を通る南コースに分かれてデモを行いました。

(集会宣言→ 160423集会宣言

※お詫び(この集会で配布した「地震が来るのに」パンフレット中の誤りがありました。4ページ下段②の文書中、後ろから10行目に「500ミリシーベルト」とあるのは「500マイクロシーベルト」に訂正します。同後ろから3行目の「500マイクロシーベルト」は変更ありません。)

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