第22回口頭弁論(7月9日)について、新型コロナウイルス感染症対策のため、「原告と弁護団で12名、傍聴席は13席とする」ことが、このほど決定されました。これまでは原告と弁護団の計30名の出廷で、傍聴席は36席(裁判所による抽選で選定)でしたので、原告・傍聴者数の大幅削減の処置です。
事前に書記官から出頭人数等の大幅削減の意向を伝えられた弁護団は6月26日に、原告団は6月29日にそれぞれの立場から意見書を出して、感染縮小期に入った愛媛の状況からして過剰な削減であると指摘してその緩和を求めました。
20200624 弁護団意見書ver2 20200629 出頭人数の制限の件
また、6月30日の進行協議(原告と被告と裁判所の3者の打合せ)でも、重ねて再検討を求めましたが、変更させるには至りませんでした。
弁護団以外の出廷原告は2名に
その結果、当日出廷の弁護士9名と意見陳述をする原告1名の計10名を除くと、出頭可能な原告は2名になります。その2名については、「とめる会」の責任において選出させて頂きたいと考えています。
このため、今回は入廷原告の抽選は行いません。原告の方も一般参加者と同じ13時30分集合でお願いします
*「原告は13時集合」とニュースでお知らせしていましたが、その必要はなくなりました。お間違いのないようにお願いします。
傍聴席はわずか13席
今回の傍聴席は13席です。四電関係者や一般傍聴者を含めた席数ですので、原告・支援者が何席になるのかは抽選(裁判所による)次第です。私どもとしては最大限に原告を入廷させたい希望を持っています。ご支援くださる方は、ぜひ多数で抽選に参加してください。「当たり」の場合、傍聴席でのご自身のご支援もありがたく、また原告にご配慮いただくこともありがたいところです。
入廷送り出し後の「DVD視聴」「報告集会」にご参加を!
14時20分ころ入廷送り出し後に、原告・支援者の皆さんで、労金ビル(二番町R2)に移動してください。
5階会議室にて、伊方原発に関係する、興味深くためになるDVD視聴を予定しています。
16時頃からは裁判報告集会に切り替え、記者会見を予定しています。
報告集会では、中野宏典弁護士(山梨県弁護士会)に、法廷で行った火山についてのプレゼンテーションを再現していただきます。前回の口頭弁論での火山プレゼンの後半部分となります。前回同様に必見の動画です。