6月10日、伊方稼働No!県庁包囲し商店街をデモ!

 大飯原発の再稼働問題が報じられていますが、まるで対照的に、静かに「白紙」を標榜しつつ、伊方原発の再稼働を企図する動きが 進行しているように見えます。4月12日に中村知事が伊方原発を訪問。知事は追加的な課題を指摘しませんでした。4月15日には民主党の前原政調会長が愛媛に来ていました。同18日、愛媛県内全11市の副市長が伊方原発を訪問。5月2日には県内全9町の町長が伊方原発を訪問しました。地元紙の取材に副市長達は「努力している印象を受けた」「協議する際の材料にしたい」等と語り、町長会長は「今後判断を求められれば議論したい」と語っています。一連の特徴は、知事をはじめとして、福島事故の分析・検証が出来ていないことに触れないことです。福島で、津波以前の地震動で破壊がすすんだ疑いのあること等にもふれません。 チラシはここからダウンロード

こうしたもと、私たちは6月10日(日)午後1時半から、「伊方原発稼動阻止!! 愛媛県庁包囲行動」として、松山市城山公園「やすらぎ広場」で集会をもち、デモを行います。過酷事故が起これば被害住民となる四国、九州、瀬戸内、そして国内の広範な地域の人々の再稼働NO!の思いを伝えるためです。県庁前では道路の両側の歩道に分かれて進行し県庁包囲の状況を示します。そのままデモは大街道と銀天街を進み、市駅前坊ちゃん広場で流れ解散します。また、翌11日(月)の午前中には、愛媛県知事への申し入れを行う予定です。