公開質問に知事回答/公正欠く委員構成に反省なし

130703ehimenhkcollage7月2日に公開質問したことに対し、中村知事から8月9日付で回答がありましたので、掲載します。
5つの節で12項目の公開質問をしました。質問と知事回答は以下から、ダウンロードできます。
130809中村知事回答

知事からの回答の特徴を、以下5つの節に対応して記載します。
過小評価を見分ける上で重要な「応力降下量が小さい」問題について、回答は全く触れていません。
また、制御棒が入らず配管破談が起きるような深刻な事態について、知事自らは「想定しない」ようです。
何より、露骨に再稼働推進を語る人物を県の「環境安全管理委員会」委員に任命しておいて、その委員会の判断を重視して再稼働の可否を判断するというのは、まったく偏っており、公平・公正とは言えません。

【知事回答の特徴】
①知事は、新たな「規制基準」が福島事故の検証・総括ぬきであることには触れようとしない。新潟県の泉田知事のような、原発推進でない委員を任命した上での厳格な検証をすすめる態度について「他県のことについてはコメントできない」と回答を避けている。
②「長期的視点に立てば脱原発をはかるべき」としながら、国に「重要要望」を行うだけにとどまっている。
③制御棒が入らず配管断裂などが重なる事態について、知事自らは「想定しない」態度である。「冷温停止状態にすることができ、また、重要な配管は基準地震動で耐震評価するなど強度を持つ設計であると聞いている」、「規制委員会で審査される」としている。
④四電の「耐震裕度2倍化」について「四電からの報告を鵜呑みすることなく」と言いながら、「応力降下量」が小さいことには無回答である。構成の偏った「環境安全管理委員会」とその「部会」の審査に任せる態度である。
⑤露骨な再稼働論者で、原発関連企業から金を受け取っていた奈良林直委員らの問題性を認めようとしない。さらに、安全側に立った検証を貫こうとしない委員らの発言を「厳しい視点で問題を審議している証拠」と真逆に評価している。

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