県議会に「伊方原発の廃炉を求める請願」を提出    四電の「隠ぺい」体質は見逃してはならず、避難が困難な伊方原発は廃炉しかない

県議会に請願を提出する須藤事務局長、松浦事務局次長ら

 9月24日(金)、須藤昭男事務局長など6名が県議会を訪れ、「『隠ぺい』体質と避難困難を直視し伊方原発の廃炉を求める請願」を提出しました。この請願には、浅湫和子、石川 稔、菅 森実、武井多佳子、田中克彦の5県議(50音順)が、紹介議員となってくださいました。

県議5人が紹介議員として名を連ねて下さいました。

 今回の請願事項は3項目ありますが、1項目目は、「伊方原発環境安全管理委員会と同部会(の審議内容)をリアルタイムで県民に公開すること」としました。

 知事は喫緊の課題である保安規定違反について、これらの会の「審議結果を重視する」と発言しています。が、会を傍聴した事務局メンバーによれば、保安規定違反については「報告事項」としての扱いで、まともな審議がされていないことがハッキリしています。しかも議事録公開は速やかに行われず、県民は「審議された」との発言を鵜呑みにせざるを得ないのです。実態のない「審議結果」のもとに、知事が原発の再稼働という重大な決定を行うことは許されないことです。是非、リアルタイムで県民が審議内容を把握できるようにしてほしいという真っ当な要求をあげました。

 また、2項目目は、「『隠ぺい』体質の四国電力に対し、伊方3号機の再稼働を許さないこと」、3項目目は、「住民の避難が極めて困難な伊方原発は、とめたまま廃炉にむかわせること」です。詳しくは以下のPDFをぜひご覧ください。

 210924県議会請願と添付資料(4ページ)