伊方原発3号機の運転差し止めを求めた仮処分申請の抗告審について、11月15日(木)午前11時に決定書を交付する旨の連絡が高松高裁からありました。
これは、昨年7月21日に松山地裁が運転差し止めを求める私たちの訴えを不当にも認めず却下したため、同年8月4日に即時抗告していたものです。
高松高裁では4回の審尋が行われ、この間、活断層や地震の専門家である高知大学名誉教授の岡村眞さんと、大阪府立大学名誉教授の長沢啓行さんが住民側の参考人として出廷し、相手方からの反対尋問も受け、裁判所自身も質問を発していました。
楽観は許されませんが、そうした丁寧な審理からして、「人権の砦」にふさわしく司法の使命に恥じない決定を期待したいところです。
なお、当会としては、申立人や支援者の松山からのマイクロバスでの参加、現地高松市での報告集会、松山市での報告集会を予定しています。追って詳細が決まり次第公表します。ぜひ多数の方々のご参加をお願いします。