四電社長宛申し入れ/8・10抗議行動

社長宛に、伊方停止・廃炉求め、
「命より採算重視」に抗議

伊方原発をとめる会は、8月10日、午前11時から四国電力原子力本部に出向き、社長宛の申し入れ文書を手渡しました。伊方原発をとめる会から須藤昭男、大原英記ほか計7名が出席しました。四国電力側は木村広報グループリーダーなどが対応しました。席上、私たちは、四電が住民の命と暮らしを危険にさらしていることに抗議するとともに、現状でも廃炉に向かう上でも使用済み核燃料プールの強化が必要と指摘し、規制委での社長発言が示す「命より採算重視」に厳しく抗議しました。また、自然エネへの転換がすすむ中、原発からの脱却を決断すべきだと指摘しました。  ここから→ 170810四電社長への申し入れ文書

18時から「”伊方再稼働強行から1年” 8・10抗議行動」

(写真は「命より採算」断じて許せぬ!と書いた横断幕)

抗議行動には、約70名が参加し、草薙順一事務局長の冒頭挨拶から始まりました。抗議行動では伊方3号機の再稼働強行から1年、住民の命と暮らしを危険にさらし続けていることに強く抗議しました。また、午前中の四電社長あての申し入れを紹介したチラシを配布しました。チラシでは、以下の点も強調しました。
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みなさん、四国電力は最近、たいへん増長した主張をしています。
社長が原子力規制委員会で、原発40年期限に「妥当性議論」を求めました。
これは、もはや廃炉しかない2号機について、期限延長の際の「追加安全対策工事」をすると投資が回収できないから、まともに「工事」することなく40年を超えて使える道を求めていると見られます。まさに、「命より採算優先」のごう慢な理屈です。しかも、全国民に危機を拡げる暴論です。私たちは、本日午前、これについて社長宛ての申し入れ書を手渡しました。

「命より採算優先」の暴論を許さない!
この声を大きく拡げて、伊方原発の稼働を断念させ、伊方原発を廃炉に向かわせましょう!

2017年8月10日 “伊方再稼働から1年” 8・10抗議行動