• 欺瞞を許さず、再稼働同意取り消しを求める!

     

参議院選挙にあたって(見解)

 2016年6月22日

 伊方原発をとめる会

 第24回参議院選挙が6月22日公示され、7月10日に投票が行われます。今回の選挙は、「戦争法」たる安保関連法と憲法の問題、貧富格差が拡大している経済の問題が問われています。広範な共同によって展望が開かれることを期待します。同時に、私たちは原発問題が重大局面にあることを強く訴え、候補者間の積極的な論争を望みます。

原発の再稼働に否定的な声が多数であるのに、川内原発1,2号機が稼働しており、伊方原発3号機は7月26日の再稼働がねらわれています。40年廃炉原則の「骨抜き」も行われようとしています。原子力規制委員会は「技術的な評価をしただけ」と言い逃れ、政府は「専門的判断を尊重」し政治主導の停止はしないと言う。熊本地震では2回も震度7に襲われ、抜本的見直しが必要なのにこの状態です、無責任きわまりないものです。

安倍政権は、前政権の「原発ゼロ」の方向を消し去り、原発を使い続けるベストミックスに変えました。原発は、安全面でもコストの面でも、よくない面ばかりなのになぜ原発を使い続けるのか。その根底には、原発と核兵器の関係があります。自民党は、当面核兵器を保有しないが核兵器を保有するポテンシャル(能力)は常に保持するとしてきました。核燃料サイクルによってプルトニウムを所持するねらいがあるのです。「戦争法」の危険な方向と軌を一にする問題です。

原発に安全はありません。使用済み核燃料の保管場所もありません。住民の避難計画は机上の空論です。住む所は追われ、海は死の海となり、その結果に誰も責任を取りません。福島原発事故では、今も9万人余の避難生活が続いています。私たちの命と未来を救うために、伊方原発をとめる会は原発の再稼働を許さず、再生可能エネルギーへの転換をめざした運動を展開します。

私たちは今回の参議院選にあたって、「戦争法」に反対し、「原発ゼロ」をめざす候補者が一人でも多く当選することを願っています。

pic160322dai16benron「仮処分申立」に関する資料は、当ホームページの「仮処分申立」ボタンから閲覧・ダウンロードできます。第17回口頭弁論の関係資料は「運転差止訴訟」のボタンから閲覧・ダウンロードできます。

(1)口頭弁論、今回は30分早く始まります

今回は、裁判長と左陪席の交代があり弁論更新がおこなれます。私たちの弁護団は分担して陳述を行います。時間を要するために、開始時間が30分早くなります。
(写真は前回の第16回口頭弁論で法廷に向かう原告と代理人)

第17回口頭弁論の日程(若干の変更があります)

◆日時  5月31日(火)12:30原告集合
◆場所  松山地方裁判所
◆原告は12:30集合で原告席抽選を行います。傍聴希望者は13:00に松山地裁ロビー集合。
◆傍聴席抽選券の配布と抽選は13:15or20ころから13:40ころの間に行われる見込みです。
13:45~13:50 裁判所門前まで参加者全員で歩みます。
13:55ころ、仮処分の申し立て手続きが行われます。
◆14:00 開廷
◆弁論更新手続き
・弁護団による陳述が続きます
・原告意見陳述

 立川百恵さん(松山市)、草薙順一さん(松山市)の2名が陳述します。
16時ころ(裁判終了後)~、報告集会
会場=愛媛県美術館講堂。
(*報告集会会場では、傍聴に外れた方のために、14時すぎから原発問題のDVDを上映します。)

(2)急きょ仮処分申し立て

 熊本地震は、震源が近い地震動のすさまじい破壊力を示しました。伊方も目の前に中央構造線断層帯があり、直近からの地震に見舞われる恐れがあります。原発事故ではほとんどの人が屋内退避することになっていますが、今回の地震では多くの家々が倒壊しました。屋内退避では危険なのです。
こうしたことから、私たちは新たに「仮処分」を申し立てることにしました。いっそう緊急に、伊方原発3号機の運転を差し止めるよう求めるものです。報告集会では、この「仮処分申し立て」についても報告することにしています。

四電が再稼働ねらい20キロ圏内を全戸訪問開始、 私たちは20キロ圏に「地震が来るのに」まんがパンフを配布します!

gazoikatamangapam四国電力は、5月11日~6月10日の間で、伊方原発20km圏内の2万8000世帯の訪問を開始しました。「伊方原発3号機再稼働に向けた使用前検査の申請と、1号機の廃炉決定について地域住民に説明する対話活動」としています。私たちは、20キロ圏内の世帯に「地震が来るのに」まんがパフレットを配布します。

パンフ「地震が来るのに」とは

こうした中、伊方原発をとめる会は、このほど、まんがパンフレット「地震が来るのに」(8ページ)を作成しました。 ◯見開き仕様 → 伊方まんがパンフ見開き仕様 ◯8ページ仕様→ 伊方まんがパンフ8ページ仕様 ◯小さな画像(印刷には不適。友人知人にFaceBookなどでお知らせ頂く際にご利用下さい)伊方まんがパンフ軽量画像 ※上記3つは、パンフやチラシなどへの無断転載禁止です。画像のサイト掲載は行わず、このホームページへのリンクでお願いします。

下記日程で配布します。ぜひご参加ください!

私たちは、このパンフレットを3万3000部印刷し、伊方原発から20km圏内の世帯に配布します。極めて短い期間に、この規模での配布を達成するには、たいへんな人手と経費が必要です。四国内をはじめ、中国、九州、そして全国からのカンパと配布支援をお願いいたします。また、20kmを超える地域での配布や、全国各地でのパンフレット活用をお願いいたします。 【20キロ圏への配布日】 活動時間 10時~16時(半日単位の参加も可) 5月21日(土)伊方町  10時集合 JR八幡浜駅前 5月22日(日)八幡浜市 10時集合 JR八幡浜駅前 5月28日(土)西予市  10時集合 JR卯之町駅前 5月29日(日)大洲市  10時集合 JR大洲駅前 ※配布はパンフのみです。チラシ等の挟み込みは行いません。 【連絡先】 配布に参加いただける方は、下記にご連絡下さい。(配布日の2日前までに連絡をくれると助かります) 089-948-9990(伊方原発をとめる会事務局)、090-4500-3320(事務局次長和田) 【カンパの振込先】 この取り組み成功のために、カンパはとても重要です。支出先行で制作し印刷しています。 郵便振替 01610ー9ー108485、加入者名 伊方原発をとめる会 ※ 通信欄に 「まんがパンフのカンパ」 と、お書きください。 【パンフを活用頂く場合】 20キロ圏への配布以外でパンフをご活用頂く場合、印刷費と制作費用をまかなうために1冊30円のカンパをお願いします。(100部未満は送料実費をお願いします) 【制作過程】 このパンフの制作は昨年12月に開始。熊本地震が示した、震源が近い地震の被害の深刻さは、まさに伊方に突きつけられた脅威です。重要な問題として入っています。1号機廃炉問題も、3号機再稼働とセットにされるような問題ではありません。とっくに再稼働などできない状態でしたし、2号機、3号機も再稼働せず廃炉に向かわせるべきものです。3コマ漫画として示しています。パンフ制作にあたっては、イラストを担当した高木章次さんと当会担当者の和田宰、松尾京子、向井公子 が協議を重ね事務局会に反映。高木氏がラフ案作成を繰り返し、和田・高木で取りまとめ編集を行いました。ドイツの再生エネルギーについては、FoE Japan  吉田明子さんのご協力をいただきました。校正では小倉正氏の協力を得ました。

pic160423utagoeparade4月23日、伊方原発をとめる会が主催した「伊方原発再稼働を許さない4・23in松山」には、各地から2800人が参加しました。ご参加の皆様、ありがとうございました。
開会挨拶に立った草薙順一事務局長は、熊本地震のような地震動に直面した場合、伊方原発はクリフエッジ(破壊に至る限界)を超えてしまうと指摘し、住民を不安の奴隷にするなと述べました。

●「さよなら原発歌声パレードinおのみち」からは、21名のメンバーが参加し、開会前と開会直後に歌を披露しました。替え歌の歌詞は、機知にあふれ、音楽性にも富んだ選曲と歌唱力に、参加者のpic160423shasin3mai感動が広がりました。
●続く、神田香織さんによる講談は「チェルノブイリ・福島の叫び」という演目でした。チェルノブイリの話は、猛烈な放射線で被ばくした兵士たちの無残な症状の進行。衝撃的なまでの迫力の語りでした。「福島での叫び」は、被災家屋の下で生き伸びていた人を発見し助けると約束しながら、放射能からの退避を余儀なくされた南相馬の消防隊員の証言から始まりました。何日も何日も救援を待ち続け、餓死したと思われる遺体の様子などが語られました。子どもたちに広がる甲状腺ガン、それを認めようとしない政府の愚かさも厳しく告発しました。
●伊方原発をとめる弁護団からは、東翔(ひがし・しょう)弁護士が報告しました。世界最大規模の中央構造線を震源とする地震問題を最大の焦点にしてきたことを報告。九州の地震が中央構造線に沿って伊方にまで及ぶ危険性を指摘し、県の地震被害想定が最大震度7を想定している事実なども示しつつ、運転差止を勝ち取る決意を語りました。
●85歳になる元トンネル掘削作業員の大塚和義さんは、各地のトンネル工事に従事したが、佐田岬半島では岩石のもろさが顕著であったと報告。「奥へ進むほど崩落する」、「山が動いていた現場であった」と述べました。
●八幡浜の斉間淳子さんと遠藤あやさんが登壇し、伊方原発の再稼働に関する住民投票の実現をめざした八幡浜市民の会の取り組みを報告し、全国からの支援にお礼を述べました。

国会からは、2名の議員が来場して連帯あいさつを述べ、3名の議員からメッセージが寄せられました。
●「日本共産党」の藤野保史(ふじのやすふみ)衆議院議員は、九州の地震で震源が移動している脅威を語り、原発から撤退すべきとしました。屋内退避を軸にした国の計画では住民を守れないと語り、昨年、伊方原発を訪問した際、逃げようにも逃げられない佐田岬半島の実情を指摘しました。
●「社会民主党」の吉川元(よしかわはじめ)衆議院議員は、新たな原発の安全神話が作られようとしており、無責任体質のままであるとしました。佐田岬半島を通ってきて、地震で甚大な被害を被る道路やトンネルの状況を述べました。愛媛が被災するような災害では、大分県内も被災している可能性にも触れました。
●「生活の党と山本太郎となかまたち」の小沢一郎(おざわいちろう)衆議院議員からのメッセージは、東日本大震災の発生直後から、脱原発をすすめ、原発の再稼働は認めないと主張してきたことが紹介されました。伊方から近い距離にある九州の地震に関し、いつ大地震が起きるか分らないと指摘しました。
●菅直人(かんなおと)衆議院議員からのメッセージでは、環境委員会と原子力特別委員会で脱原発・再稼働阻止に全力挙げていることが報告されました。伊方原発は瀬戸内海に面しており、汚染水が海に流れ込むと瀬戸内海は死の海になりかねないと指摘し、伊方原発再稼働反対のため全力を挙げるとしました。
●阿部知子(あべともこ)衆議院議員からのメッセージは、川内原発の運転停止、伊方原発の再稼働はやめよと述べました。中央構造線、南海トラフ地震、阿蘇山噴火、それぞれ関連性の指摘があり、予防的にストップすべきと述べました。防災避難計画は机上の空論であり、今回の熊本地震で崩れていると指摘しました。

集会は宣言を採択し、午後2時半ころ大原英記共同代表が閉会挨拶を述べ、デモの説明を行いました。
参加者は、大街道を通る東コースと、四国電力の原子力本部を通る南コースに分かれてデモを行いました。

(集会宣言→ 160423集会宣言

※お詫び(この集会で配布した「地震が来るのに」パンフレット中の誤りがありました。4ページ下段②の文書中、後ろから10行目に「500ミリシーベルト」とあるのは「500マイクロシーベルト」に訂正します。同後ろから3行目の「500マイクロシーベルト」は変更ありません。)

 

 

 

 

gazo0423inmatyam-福島をくり返さない!-
伊方原発再稼働を許さない
4・23in松山

【日時】2016年4月23日(土)13時~
【会場】松山市堀之内城山公園「やすらぎ広場」
ここから→「伊方原発再稼働を許さない4・23in松山」チラシ
準備ニュース01→4・23in松山ニュース01
準備ニュース02→4・23in松山ニュース02
準備ニュース03→4・23in松山ニュース03
【内容】(予定)
13:00 ~ オープニングあいさつ
地元及び福島からの報告
伊方原発運転差止訴訟弁護団の報告
講談:神田香織
各方面からのスピーチ
事務局提案
集会宣言
14:20 ~ デモ行進
※横断幕、のぼり、プラカード、鳴り物、コスプレなど アピー ルできる工夫をお願いします。
15:50  デモ終了(予定)

 

 

160111ikatagenpat四国電力の伊方原発1号機廃炉表明についての「見解」

本日、四国電力が伊方原発1号機の廃炉を表明した。
2号機、3号機も廃炉にすべきである。
それにしても、四国電力の「廃炉」判断は、あまりにも遅い。2014年3月段階で九州、中国、関西の各電力が一部原発の廃炉を決定した時期に判断できたはずである。
2014年9月には、1号機の真横に緊急時対策所の建設が表明されており、もはや1号機の再稼働など、四国電力自身が描けなかったはずである。翌2015年3月には経産省の廃炉に関する制度改正も行われている。これまでに幾度も廃炉を判断し着手できる時期があった。

にもかかわらず、四国電力が判断を先延ばししてきたのは、「廃炉」という仕事の存在を住民や事業者に示したくなかったのではないか。3号機再稼働を腐心し、いささかでも抵抗になる事態を避けようとしたとしか思えない。

私たちはあらためて、伊方原発1・2・3号機全てを廃炉にして、再生可能エネルギーの条件豊かな四国の特徴を生かした電力事業に転換することこそ、四国電力の選ぶべき道だと指摘したい。
伊方原発再稼働の道は断じて選んではならない。

2016年3月25日
伊方原発をとめる会

(※写真は、左から1号機、2号機、3号機。2016/1/11当会撮影)

pic160320伊方を行くパレード3月20日、「STOP!伊方原発再稼働南予連絡会」の主催で自動車パレードが行われました。この取り組みには、車25台、60名が参加しました。
『南予路縦断 自動車パレード』と名づけたパレードは、朝10時に宇和島、内子、大洲からそれぞれ出発。南予各地を回り、昼に八幡浜みなっとに集合。昼食後は、パレードしながら伊方町役場前に結集して集会を持ち、その後分散して宣伝を行いながら流れ解散しました。車5台ごとに分散してのパレードでしたが、愛媛県南部での取り組みとしては画期的なものとなりました。南予各地からの参加者とともに、高知あるいは琵琶湖の傍から参加していただいた方もありました。(写真上は、伊方町役場から三崎に向かった車列。写真下は、伊方町役場前でアピール)

pic160320自動車パレード勢揃い

 

pic160310ootushouricollage 3月9日、大津地裁で関西電力高浜原発3、4号機の運転を差し止める仮処分決定がなされたことについて、「伊方原発をとめる弁護団」と「伊方原発をとめる会」は、9日17時から愛媛県庁記者クラブで会見を行い、以下の「声明」を発表しました。
ここからダウンロード → 伊方原発をとめる弁護団声明

2016年3月9日
伊方原発をとめる弁護団
伊方原発をとめる会

声明

1. 本日,大津地方裁判所は,関西電力高浜3号炉,4号炉について,運転停止を命じる仮処分決定をした。その理由は,①伊方最判を引用し,原子炉施設の安全性に関し,関電が依拠した根拠,資料等を明らかにすべきであり,その主張及び疎明が尽くされない場合には,関電の判断に不合理な点があることが事実上推認される。②原子力規制委員会が関電に設置変更許可を与えた事実のみによって関電の主張及び疎明があったとすることは出来ない。③福島原発事故の原因究明は,建屋内での調査が進んでおらず,今なお道半ばの状態であり,津波を主たる原因と特定してよいのかも不明であって,その災禍の甚大さに真摯に向き合い,二度と同様の事故発生を防ぐとの見地から安全確保対策を講ずるには原因究明を徹底的に行うことが不可欠であるが,この点についての関電の主張及び疎明はいまだ不十分な状態であるにもかかわらず,これに意を払わないで,関電ひいては原子力規制委員会がそのような姿勢であるならば,そもそも新規制基準策定に向かう姿勢は非常に不安を覚えるものと言わざるを得ない。④関電の保全段階における主張及び疎明の程度では,新規制基準及び本件原発にかかる設置変更許可が直ちに公共の安寧の基礎となることをためらわざるを得ない。⑤過酷事故対策のための電源設備等について,このような備えで十分であるとの社会一般の合意が形成されたといってよいか躊躇せざるを得ない。⑥使用済み燃料ピットの冷却設備もまた基本設計の安全性にかかわる重要な施設として安全性審査の対象となるべきものであるし,使用済み燃料ピットの崩壊時の対策について十分であると認めるに足りる資料は提出されていない。⑦耐震性能について,連動想定・長め想定をしたからといって安全余裕を取ったとはいえず,松田式が地震力のおおむね最大を与えるものであると認めるに十分な資料はなく,耐専式の与える応答スペクトルが予測される応答スペクトルの最大値に近いものであることを裏付けることができているのか疑問が残り,断層モデルにおいて前提とするパラメータが本件原発の敷地付近と全く同じであることを意味するとは考えられない,北海道留萌支庁南部地震の記録等に基づき策定した震源を特定せず策定する地震動についても十分な資料は提供されていない,⑧古文書に記載された大津波について,関電が行った津波堆積物調査等によって大規模な津波が発生したとは考えられないといってよいか疑問なしとしない,⑨福島原発事故を経験したわが国民は,事故発生時に影響の及ぶ範囲の圧倒的な広さとその避難に大きな混乱が生じたことを知悉しているが,安全確保対策としてその不安にこたえるためにも,地方公共団体個々によるよりは,国家主導での具体的で可視的な避難計画が早急に策定されることが必要であり,この避難計画をも視野に入れた幅広い規制基準が望まれる以上に,過酷事故を経た現時点においては,そのような基準を策定すべき信義則上の義務が国家には発生しているといってもよいが,この点について関電の主張及び疎明は尽くされていない,というものである。
そして,この決定は,稼働した原発の運転停止を初めて命じた画期的なものである。

2. 高浜3号炉,4号炉については,昨年4月14日,福井地方裁判所が同様に運転停止を命じる仮処分決定をしたが,同決定が,一昨年5月21日に大飯原発3号炉,4号炉の運転停止を命じたのと同じ樋口コートによる決定であったため,同決定が樋口コート特有の判断であるかのように論じられることがあったが,本日の決定により,そのような論旨は明確に否定された。

3. また,昨年12月24日,上記樋口コートの仮処分決定に対する異議審において,転勤した樋口裁判官らの後任となったいずれも最高裁事務総局を経験した異色の3人の裁判官が,仮処分決定を取り消し,申立を却下する決定を行ったが,本日の決定は,そのような最高裁シフトに動じないで裁判官の独立性を貫く姿勢を鮮明にした。

4. 何よりも,本日の決定の理由は普遍的なものであり,全国の原発訴訟に与える影響は極めて重大である。何となれば,本日の決定の上記①~⑨の理由中,⑧以外の理由は,全国の原発に共通するものだからである。

5. 伊方3号炉は,昨年7月15日,原子炉等設置変更許可を受け,現在工事計画認可の補正申請書を提出している段階にあるが,原子力規制委員会は,本日の決定を真摯に受け止め,新規制基準を根本から見直し,伊方3号炉についての審査をやり直すべきである。高浜4号炉は,原子炉等設置変更許可を受け,工事計画認可を受け,使用前検査を受けて再稼働に入った直後に原子炉が自動停止するという重大事故を起こして現在停止中であるが,伊方3号炉がその二の舞にならないよう,原子力規制委員会は,根本的な見直しをしなければならない。

6. また,県民や市民・町民の安全を確保すべき立場にある知事や立地周辺自治体の市長・町長は,本日の決定によって,新規制基準や避難計画に重大な問題があると指摘されたことを真摯に重く受け止め,伊方3号炉再稼働の同意を撤回し,再度その安全性について検討しなければならない。

7. 伊方原発については,1338名もの原告が,松山地方裁判所に運転停止を求めて本訴を提起しているが,提訴から4年以上経過し,審理は既に終盤を迎えている。本日の決定を受け,伊方原発についても早期に運転停止の判決を受け,伊方原発の再稼働を絶対に許さないことを改めて誓うものである。

以上

160311gazodemotirasi伊方原発を再稼働をさせてはなりません!
伊方原発の直近に、中央構造線活断層帯と南海トラフの震源域があり、原発事故は現実の脅威です。
四国電力は、50坪ほどの“狭い”緊急時対策所で再稼働を狙っています。福島原発事故では500~600人が昼夜をたがわず詰め、免震重要棟が事故対応の拠点でした。四電の対応は福島の教訓を無視しています。
声をあげましょう!  いっしょに歩きましょう!

ここから → 伊方原発再稼働を許さない3・11集会チラシ

「床面積約600㎡。本部要員36名、対策要員61名の合計97名を上回る100名程度を収容することができる」としていました。耐震性不足で緊急時対策所を下記のように作り替えました。600㎡でも、まだせまかったのに・・・

新たな緊急時対策所は、ますます狭くなった!

床面積は約160㎡(50坪以下)と3分の1以下になったのに、600㎡のときと同様に「最大100名を収容することができる広さ」だとしています。再稼働せず廃炉にさせる上でも事故への対策は不可欠です。事故対策を縮小して危険を増大させるなど許されません。伊方原発の再稼働など、とんでもありません。

160225kiseiinkaimos3ken伊方原発をとめる会は、2月23日、伊方原発について原子力規制委員会に書留郵便で申し入れ文書を送付しました。同時に、原子力規制委員会の意見送付用Webメールにて、同文書を送付しました。申し入れ文書は以下の通り。

ここをクリック → 「免震重要棟」不備の伊方原発再稼働はあり得ない

ここをクリック → 伊方原発周辺の活断層調査を推量による判読で済ませてはならない

ここをクリック → 伊方3号機「工事計画」審査会合の非公開化は許されない

Page 1 of 1512345»...Last »