5・27 署名スタート大集会報告

      5・27 署名スタート大集会報告

5月27日(土)13時半、松山市3番町のコムズ5階の大会議室には椅子が足りなくなるほどの「呼びかけ人」の方々が参集してくださいました。熱気にあふれる中で、いよいよ署名活動がスタートしました。中予はもとより、南予、東予と各地からご参加いただいた皆さまに御礼を申し上げます。また、一部、座れない方がでるなど不手際があったことをおわび申し上げます。

先ず、「呼びかけ人」」を代表して草薙順一・伊方原発をとめる会事務局長の開会のあいさつがありました。人間愛にあふれる内容で、伊方原発を止め・廃炉にするための署名活動への並々ならぬ決意・熱意に満ち溢れていました。

次に、「三重県に原発いらない県民署名」のリーダーを務めた歯科医・大石琢照氏が、特別報告「芦浜原発をとめた81万署名の経験から」として話をされました。大石氏は、厳しい状況での取り組みを、ユーモアを交えながら話され、これから署名をスタートする私たちに大きな勇気を与えて下さいました。話の中で、「自分たちは何度も、崖っぷちに立たされた。まったく後がない状況だった」と言われましたが、私たちの署名活動も成功させるしかない、という崖っぷちに立っています。大石氏のこの言葉を私たちも肝に銘じないといけません。
成功させるためにはどうすればいいか、皆さんのご意見を是非、事務局までお寄せください。

伊方原発をとめる弁護団・中川創太弁護士の裁判状況報告は、大変分かりやすく、国や四電の詭弁・欺瞞についてしっかりと理解できました。この詭弁・欺瞞に打ち勝つためにも署名活動には大きな意義があることが、改めて確認できました。

事務局からは、署名の取り組み方について説明をいたしました。

①県内20市町それぞれの地域で署名に取り組む
②事務局から各地域内の呼びかけ人に連絡して相談会を持ち、その後地域内で連絡を取り合ってもらう
③呼びかけ人は1,000名を超えたが、更に増やす必要がある
④映画「日本と再生」を全ての市町で上映する方向で連携していく
ことなどです。

また、先ずハガキを出しておいて、電話で確認するというやり方が効果的であることも伝えました。

県内各地からのリレートークでは、八幡浜市から斉間淳子さん、伊方町から遠藤素子さん、大洲市から大崎義治さん、伊予市から渡部寛志さん、西予市から上甲勝彦さん、松山市から青野悦子さん、宇和島市から浅野修一さん、新居浜市から三浦弘二さんの8名の方々が、地域の状況や自身の決意を語りました。

最後に、松尾京子さんが「みんなで署名を成功させよう!」と力強く訴え、全員で「ときの声」をあげて閉会となりました。

原発のない暮らしを求めるえひめ県民署名の会

事務局長 安藤哲次


原発のない暮らしを求めるえひめ県民署名スタート大集会

日 時:2017年5月27日(土) 13:30~16:00

会 場:松山市コムズ(男女共同参画推進センター)5F大会議室

主 催:原発のない暮らしを求めるえひめ県民署名の会

参加者:150人

○開会の挨拶:  草薙順一(伊方原発をとめる会事務局長)

「・・この大規模な署名行動へと、私たちを突き動かすものは何でしょうか。それは何よりも、福島での惨状を胸に、「原発は、人類と共存できない」という確信です。「原発は廃炉、自然エネルギ―への転換こそが、私たちに安心と幸せをもたらす」という確信です。・・・・」

○特別報告「芦浜原発をとめた81万署名の経験から」

大石琢照(歯科医師、三重県伊勢市在住)

○伊方原発をとめる弁護団からの報告

中川創太(弁護団事務局長)

「県民の多くの方は、四国電力ですから、安全に万全を期して、基準地震動というのは、考え得る最大の地震を想定してくれているんだと思っているはずです。四国電力のホームページにもそう書いています。それがまったくの事実でないということが、裁判で明らかになっています。そのことをぜひお伝えいただきたいと思います。・・」

以下、順次更新していきます。

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