えひめ県民署名の会第3回運営会議 報告

えひめ県民署名の会
第3回運営会議報告

 10月28日(土)13時半から「第3回運営会議」が松山市男女共同参画推進センター・コムズにて35名の参加で行われました。裁判所に長く関わってきた草薙順一弁護士が特別報告し、伊方仮処分松山地裁決定の不当性を指摘しました。中川創太弁護士が高松高裁抗告審などについて報告しました。
事務局から県民署名について、地域に足を踏み出し始めたことなどが報告され、「それぞれのやり方でやってみよう」「相談しよう」「おおいに真似もしてみよう」との提案がなされました。続いて、各地の取り組みが報告され、16地域・分野=16名の取組みの紹介がありました。
最後に、署名の第1次集約を11月30日にすること、12月2日に次回の運営会議を開催することが決定されました。
以下は、各地域・分野での取組み紹介例です。参考になさってください。

 ①所属団体での署名が既に2200筆を超えているが、住んでいる集落全世帯にも署名への協力をお願いしている。

 ②女性団体や医療生協の方にも協力してもらって地域での「日本と再生」上映会を成功させた(約150名が鑑賞)。更にどう署名を拡げるかと話し合っている。

 ③映画上映や署名の動きをつくる為に日々奔走のなか、自宅周辺の100世帯へ署名のお願い訪問をし、49世帯から90筆の署名を集めた。留守は30世帯で、署名拒否は12世帯のみだった。

 ④昔の仲間や旧知を訪ねたら予想外に反応がよく「呼びかけ人」を快諾してくれた。どのお宅も女性がキーパーソン。男性は退職後も何かと「しがらみ」が多いものだと実感。

 ⑤毎週金曜にJR松山駅前で、月曜には市駅前で県議・市議らと署名行動。個人の集約は500筆ほど。

 ⑥住んでいる地区で団地訪問し、100筆を超える署名を集めた。ご近所と協力して地域の半数を目指したいと話し合った。

 ⑦校区内のある地域にチラシ・リーフ・返信用封筒を前もって配付。数日後に二人一組で手分けして訪問し、署名を集めることを、2回実施した。苦労はあるが、対話の意味が大きいと実感。今後も継続する。

 ⑧先ずは、小さな集落から署名行動に取組む。夕方の1時間、5人で3組に分かれ、79筆を集めた。農家はみな原発に反対していると実感。

 ⑨7月下旬に「日本と再生」上映会実施。署名は市内で3万筆を目標にしている。大型スーパー周辺路上での取り組みを計画したい。

 ⑩「日本と再生」上映会が選挙当日と重なり、台風も直撃の日だったが、60人余りが鑑賞してくれた。

 ⑪署名の会のパンフレットをいつも持ち歩いて、手渡しできるようにしている。

 ⑫地域の「伊方原発をとめる会」「九条の会」の会員などが中心になって、毎月1回ショッピングモール周辺で街頭署名をしている。今後、各地域での署名に力を入れたい。

 ⑬女性の原発に反対する声の強さを保守系の人たちも実感していると聞く。

 ⑭団体役員、地域の担当役員らと連携し、「日本と再生」上映会を企画中。二人が組になって戸別訪問を開始し50筆を集めた。

 ⑮「NNNドキュメント‘17」の「福島 ロナルド・レーガン 被爆」は衝撃だった。フクシマ原発事故時、風下にいた米原子力空母が被曝。被曝症状を示し9人が亡くなり、400人以上が東京電力を相手に訴訟中。原発事故の深刻さが分かる。ぜひ見て欲しい。

 ⑯山間地域に住んでいるが、試写で見た「日本と再生」を生かしたい。個人としてはまだ65筆だ。11月末の第1次集約にはしっかり数字を出したい。

                                    以上